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お知らせ

■熱処理・表面処理屋さんのメルマガ■ vol.13

2016年06月30日

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■熱処理・表面処理屋さんのメルマガ■ vol.13  2016年6月30日配信
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このメールは、弊社とお取引いただいているお客様、弊社社員がお会いして
名刺交換をさせていただいたお客様にお送りしています。
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こんにちは!
愛知県名古屋市に本社を置く、熱処理・表面処理の武山工業株式会社です。
 
梅雨に入り、蒸し暑い日が続いています。
この時期は気温が真夏ほど高くなくても熱中症になる人が多くなります。
水分補給や換気などに気を付けて体調管理を万全にして、暑い夏に今から備えましょう。
 
九州地方では4月に発生した熊本の大地震による影響がまだ続いていますがそれに加えて大雨による災害が発生し、改めて自然の脅威に立ち向かうのは大変困難なことだと認識させられました。
 
被災地が一日でも早く正常に戻ることを願います。
 
今や企業活動において自然災害のリスクを考慮することは必要不可欠です。リスクマネジメントの重要性は今後ますます高まっていくでしょう。
 
弊社の立地する名古屋市中川区本社、港区南陽工場、豊川市御津工場はいずれも海が近く海抜が低いので地震の際の津波のリスクが高いと言われています。
地震発生時の人命を守る避難方法はもちろん、万一工場設備が被災した場合に生産活動への影響を最小限に抑える対策も必要となります。
 
弊社にとりましてもリスクマネジメントは今後避けて通れない重要な課題ですので、他社様の取り組みなどの情報も取り入れながら、早めの対策を検討していきたいと考えております。
 
 
さて、今回のメルマガでは、前回の焼鈍のお話しの続きです。
応力除去焼なましによる効果についてさらっとお読みいただけたらと思います。
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応力除去焼なましによる効果について
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★応力除去焼なましの目的は何ですか?
 
一番の狙いは内部応力や残留応力の低減です。
溶接品や鋳造品は出来上がりのままでは内部応力が多かれ少なかれ残ってしまいます。
低温の応力除去焼なましを施行することで、ほぼ100%低減されます。
内部応力の発生について前回のメルマガVol.12で触れていますので参照してください。
 
 
 
★応力除去焼なましの主な効果について教えてください。
 
機械加工等で切削加工を行った場合や製品の使用中のひずみが少なくなります。
内部応力が残ったまま切削した場合、ひずみが発生して形状や寸法精度に影響を与えることが考えられます。
ひずみの発生によって加工時間が余分にかかったり、場合によっては寸法精度が目標に到達しない可能性も出てきます。
応力が除去された状態では、切削性が向上することで加工時間の短縮につながる効果もあります。
これは部分的な硬化部や材質のばらつきが改善されることによって切削加工が安定することにより加工時間の短縮につながります。
応力除去焼なましによって加工時間の短縮や精度向上などの効果が十分に期待できます。
 
★ほかにはありますか?
 
工作機械などの高精度な設備では長期にわたって高い精度を保つ必要がありますが、この場合でも効果が期待できます。
内部応力の低減によって、経年変化によるひずみが発生しにくくなります。
これにより長期間、高精度な状態を保つことが可能となります。
応力が残留した状態のまま製品を使用中に割れが発生するケースもまれにあります。
このような可能性もゼロに近づけることができます。
 
 
 
★高精度な部品では応力除去が欠かせないということですね。
 
品質向上と、長期間使用する必要のある高精度な重要部品には特に必要と思います。
また、万一ひずみが発生してしまい、寸法精度が狂ってしまった等の不具合が発生した場合にも対処できる可能性があります。
そのようなケースでも是非ご相談ください。
各工場で承りますので宜しくお願いします。
 
 
 
今後も少しでもお役に立てる情報をメルマガで発信していきたいと思います。
 
次回以降のメルマガもどうぞ宜しくお願いします。
 
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